文部科学省管轄の国家資格であり、正式には「技術士 環境部門」のことを指しています。
そもそも技術士とは、科学技術に関する高等な専門的応用能力、監理やマネジメントを行なえる能力を証明するものです。全部で20技術部門が存在し、その中の一つが環境部門となっています。
橋梁やダム建設といった公共事業で大規模な工事を行う際に、事前に自然環境や植物・動物の生態調査を行ないます。これを環境アセスメント(環境影響評価)と呼びます。調査結果を解析し、公共事業の工事によって起こりうる問題を予測します。さらに、それらの問題を回避する方法を考え、技術的なアドバイスを行なう仕事です。